占いとは何なのか?

                                                 正しい認識を持つべし      


この「占い」とはそもそも何なのか?皆さん実は漠然と思っているのではないでしょうか?

 

「占い」とは「人の運勢を観て、吉凶を元に如何に繁栄開運するのか、如何に禍を回避するのか、そして人生を説き、学びを説き、人としての在り方を説く」のです。

 

それをアドバイスする人の事を昔は「指南者」と言います、現代では「占い師も指南者も同じ意味合い」で使われていますが、其仙流では「指南者」と言います。

 

ですが、厳密に言えば、其仙流では「無相」を以って指南する人を「無相使い」と呼び「麻衣神相法」を以って指南する人の事を「玄相師」と呼び相談者の病気や身体を診る者を「癒和師」と呼んでいます。

 

後は「開運商品」の事を其仙流では「結法(ゆいほう)」「禍回避の商品」を「止法(しほう)」と呼び又、「方位学」など、これらを作成する者の事を「造玄師(ぞうげんし)」と呼びます、又遥か昔の事になりますが「戦争や戦を指南する」者の事を「軍祇(ぐんぎ)」と呼んでいました。

 

つまり其仙流は一子相伝の時代は一人で「無相使い、玄相師、癒和師、造玄師、軍祇」を司っていたのです。

昨今では「在りもしない神秘思想を謳う」「在りもしない世界観を謳う」「在りもしない説や理論を謳う」事により何でもありの占い業界へと落ちぶれてしまいました。

 

上記の説明で言う通り占いとは「人生を説いたり、開運を説いたり、災いの回避を説いたり」又「学び、苦労の必要性、人生修行の必要性」を説いたりするものです。

 

どこにも「神秘思想、オカルト霊感、」など「ファンタジーやメルヘン」などが入り込む余地はありません。

 

「生霊やオカルト霊感、神秘思想、スピリチュアル、前世論、当てもの」などを口にする占い師は例外なく皆、偽物、紛い物です。

 

至る所で主張している事ですが「占いとは、現実的問題を現実的に解決、又はその手掛かりを示すもの」です、故に「占いは、現実的なもの」なのです。

 

確かに「神秘の側面や不思議と思える様な事もあります」がそれは本質的な部分ではありません、占いの本質的な役割、在り方は「現実である」のです。

 

人が仕事で悩む、人間関係で悩む、経営者が経営で悩む、人材育成で悩む、企画で悩む、又人が病気で悩む、子育てで悩む、生き方で悩む、結婚で悩む、この様に「人は現実の世界で生きており、現実の世界で悩んでいるのです」それを「非現実な方法で解決は出来ない」のです。

 

どこまでも相談者と向き合い、真剣に命懸けで指南に臨む姿こそが指南者にとって望まれる姿勢なのです。